猛暑日でも外壁塗装は実施する?作業員の熱中症対策についても解説
40℃近くの気温に到達することも珍しくなくなった日本の夏。外壁塗装工事を依頼した際、作業員の熱中症が心配になる方も多いのではないでしょうか。しかし、優良業者であれば作業員の安全確保に抜かりはありません。今回は、塗装業者が実施している作業員の熱中症対策について解説します。
猛暑日に注意したい熱中症
熱中症対策について解説する前に、そもそも熱中症とは何かについて把握しておきましょう。熱中症とは、猛烈な暑さによって体内の体温調節ができなくなり、「脱水」などを引き起こす症状です。近年はいわゆる猛暑日が多発する影響もあり、熱中症にかかる人が増加しています。
熱中症は強い日差しにさらされ体温が上昇することで引き起こされるため、外部で作業する塗装工事の作業員などは特に細心の注意を払わなければなりません。場合によっては、予定よりも短く作業を切り上げるケースも珍しくないため、あらかじめ理解しておく必要があります。
また、熱中症の大きな要因となるのが「湿度」です。たとえ曇り空が広がっていたとしても、湿度が高く蒸し暑いと大量の汗がうまく蒸発しないことで、熱中症にかかる危険性も増していきます。そのため、たとえ日差しがなかったとしても、塗装業者の中には湿度次第で作業時間の短縮を実施するケースもあります。
塗装業者が実施する熱中症対策
塗装業者は特に夏場、いくつもの熱中症対策を実施しています。ここではその中でも、主だったものを紹介していきましょう。
太陽に合わせた作業
猛暑日の作業として、もっとも意識しておくべきは「太陽に合わせた作業」です。太陽光が強烈な時間帯を避けるため、午前中は西側の外壁や屋根をメインに塗装し、西日が強烈な午後は東側で作業を行うなど、柔軟な対応が必要になります。また、屋外での作業の場合、輻射熱も熱中症の要因となりかねないため、そちらについても注意しなければなりません。
各作業員の負担軽減
厳しい暑さの中で作業をするのであれば、なるべく一つひとつの工程をスムーズに終わらせていく必要があります。しかし、どれだけ技量に優れた作業員であっても、単独での作業となるとどうしても時間のかかる部分は出てくるでしょう。昼過ぎなど、特に気温が上昇する時間帯にその作業が生じれば、熱中症にかかるリスクも増加してしまいます。
そのため、猛暑日の作業では作業員を複数人揃え、短時間で交代をしながらの進行が求められるでしょう。これが悪徳業者の場合は、人件費削減のため無理な作業を強行し、トラブルを生じさせる恐れがあります。
こまめな水分補給
熱中症対策の鉄則として、こまめな水分補給は欠かせません。水分補給の際は同時に、塩分についても抜かりなく摂取する必要があります。なお、水分補給は喉が渇いてから行うのでは手遅れになるリスクがあります。喉が渇いている時点で、すでに脱水症状を起こしているケースが考えられるからです。
重要なのは喉が渇いていないうちから、こまめに水分を補給する意識となります。そのため、猛暑日に外壁塗装などの作業を実施する際は、常に近くに飲料水の入った水筒やペットボトルを用意しておくのがポイントです。
また、前述したように水分だけでなく塩分についてもこまめに摂取する必要があることから、水よりも「スポーツ飲料」「経口補水液」といった飲み物のほうが熱中症対策には適しているでしょう。
作業着の工夫
猛暑日の作業を安全に行うためには、着用する「作業服」についても対策が必要です。作業は基本的に長袖ですが、服の色を工夫することで暑さを軽減できる期待が持てます。具体的には、「白系」の服であれば輻射熱の影響をある程度軽減できるでしょう。逆に、「黒系」は輻射熱の影響を強めてしまうため、注意しなければなりません。
加えて、デザインについても風通しを良くするべく、締め付けの小さなタイプが理想となります。近年では服に電動ファンや排気弁が搭載されている作業着も浸透しつつあるため、より効果的な熱中症対策が実現可能です。
猛暑日の作業をトラブルなく進めたいなら、塗装のミドリヤにご連絡ください
たとえ猛暑日であっても、優良業者であれば適切な対応によって大きなトラブルを発生させることなく、作業を進めていけます。ただし、数多く存在する塗装業者の中から優良業者を見つけ出すのは難しいかもしれません。もし真夏の外壁塗装を検討しているのであれば、塗装のミドリヤまでご相談ください。
塗装のミドリヤでは1980年の創業以来、3000件を超す外壁塗装工事を手がけてきました。そこで蓄積してきた豊富な経験により、真夏であっても適切な熱中症対策をしたうえで工事を実施します。事前のご相談や見積もりについては無料で対応しているため、ぜひ一度ご連絡ください。