塗料の種類と比較

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    ~主要塗料の比較~

    外壁に使われる塗料の種類について~主要塗料の比較~

    外壁塗料には異なる特徴を持ったさまざまな種類があることをご存知でしょうか? 仕上がりを見ただけではどんな違いがあるのかわかりませんが、塗料の性能面や耐久性の違いはその後の塗り替えの頻度や外壁塗装の劣化に大きな影響を与えるので覚えておきましょう。

    こちらでは、現在普及している主要な外壁塗料5種類の特徴を比較しながらご説明します。こちらに記載のない塗料に関しても、ご質問などがあればお答えいたします。外壁塗装のことは、埼玉県川口市の「塗装のミドリヤ」へお問い合わせください。

    主要な5塗料の比較

    現在、市場で普及している塗料は、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・光触媒などが挙げられます。ここでは価格や耐久年数などの目安と、それぞれの特徴についてご説明します。

    ※表は左右にスクロールして確認することができます。

      価格帯 耐久年数 特徴
    アクリル系塗料 安い 4~7年 割安の塗料です。ただし紫外線に弱く、耐久年数が短いものがほとんど。最近の主流ではありませんが、数年先に建て替えの予定があったり、塗り替えサイクルを短くして気分を変えたりしたい方に気軽に使っていただける塗料です。
    ウレタン系塗料 矢印 5~10年 アクリル系塗料よりも汚れにくく、塗膜に弾力があるため耐久性・施工性に優れています。ヒビ割れが起こりにくいのがメリット。アクリル系より長持ちするバランスの取れた塗料ですが、こちらも最近は通常の塗り替えにほとんど使用されなくなってきており、木部や防水工事などに部分的に用いられます。
    シリコン系塗料 7~15年 紫外線に強く、防汚性が高く、ウレタン系塗料よりも耐久性に優れているのが特徴です。近年、住宅の外壁塗装の塗り替えはこのシリコン系塗料が主流となってきています。汚れの付着や色落ちが少なく、防かび性・防藻性にも優れています。
    フッ素系塗料 15~20年 5つの主要な塗料の中でも特に耐久性があります。そのぶん価格は高めですが、塗り替える頻度が少なくなるため、長期的に見ればコストがかからずおすすめの塗料です。商業施設や大型ビルなどで多く使用され、光沢感や防汚性も高く、これから住宅の外壁塗装の主流を担う塗料といえるでしょう。
    光触媒系塗料 高い 15~20年 紫外線が当たると塗膜の水なじみがよくなり、雨などで汚れが洗い流される特徴を持ちます。そのため、いつまでも汚れの少ない美しい外壁が維持でき、水はけがしっかりしているなら効果を最大限に実感していただける塗料です。耐久性の面でも申し分ない性能を持ちます。

    あなたの住まいにぴったりの塗料選びを

    あなたの住まいにぴったりの塗料選びを

    「塗料の耐久性=塗り替え時期」ではありません。耐久年数の限界に達する前に計画性を持って塗り替えが行えれば、外壁塗装の美観を維持できるだけでなく、建物の劣化を未然に防ぐことができます。外壁塗装を塗り替える目的は、美観の維持だけではないのです。住まいのメンテナンスサイクルにも影響を与えるものですから、カラーリングや予算だけでなく、さまざまな観点から塗料選びをする必要があります。

    こんなポイントで塗料選びをしてみましょう

    川口市・さいたま市・戸田市・蕨市・越谷市・草加市・三郷市などで塗装を手がける「塗装のミドリヤ」では、のべ3000軒を超える施工実績をふまえ、お客様の住まいにぴったりの塗料をご提案します。最適なご提案のためにも、上記のようなポイントを加味したうえでお客様のご要望をまとめておいていただけると非常にスムーズです。

    ここにも気をつけたい!塗料以外のポイント

    ここにも気をつけたい!塗料以外のポイント

    いくら高性能・高品質の塗料を選んでも、下地の状態(ヒビ割れ・クラックの有無)や下塗りの素材、シーラー、フィーラーなどさまざまな素材との組み合わせによっては接着が弱くなってしまい、十分な塗料性能を発揮できないことがあります。また、水性か油性(溶剤)かも考慮しなければなりません。また、変色やカビなどの可能性がある木部には、防腐・防虫・防かび効果がある木材保護塗料を選びましょう。

    外壁以外の部分には、適材適所で塗料や施工方法をきちんと使い分ける必要があります。こういった部分は専門知識がないと判断しにくい部分ですので、しっかりとした業者選びができるといいですね。相見積もりを取ってしっかり比較検討することをおすすめします。

    外壁素材の種類

    同じ塗料でも、外壁に使用されている素材によって費用は変動します。まずは外壁の種類をしっかり把握しておきましょう。こちらでは、それぞれの素材の特徴と「吹き付けタイル中粒仕上げ」をベースにした一般的な価格の変動(倍率)をご紹介します。

    ※表は左右にスクロールして確認することができます。

    吹き付けタイル
    中粒仕上げ
    吹き付けタイル
    押さえ仕上げ
    サイディング
    金属・非金属系
    リシン スタッコ
    押さえ仕上げ
    練り物素材を表面に凹凸をつけながら吹き付け、その上に塗装を施していきます。 中粒仕上げの上から、ローラーで表面を潰して模様を付けます。 羽目板の表面に塗装や模様が施された素材。非金属系は油性に限定されます。 砂壁状の吹き付けで、和風の建物によく用いられる技法。表面はザラザラした小粒の砂です。 独特のザラザラした手触りがある素材です。施工にやや手間がかかるため、倍率が高くなります。
    1倍 1倍 1.2倍 1.3倍 1.5倍