外壁塗装で「追加費用」が発生するケースについて知ろう
外壁塗装を依頼する際、「追加費用が発生したらどうしよう……」と不安に思う方は少なくないでしょう。とはいえ、ほとんどの場合、見積もりに記載されている以外の料金は一切発生しません。ただし、条件によっては「追加費用」が発生するケースもあります。あとから慌てないように、追加費用が発生するケース・条件を把握しておきましょう。
追加費用はほとんど発生しないが例外はある
外壁塗装は、基本的に平米数×単価で料金を算出します。そのため、料金体系は非常に明確になっており、一度出された見積もりは変わらないケースが大半です。工事前に補修が必要とわかった部分についても、その都度細かく金額が提示されるため、工事後に「見積書と金額が違う！」と感じることはまれでしょう。ですが、ご依頼主様の判断で追加工事が発生したり、以下の理由から施工内容が変更されたりした場合は、追加料金が発生します。
ケース1.外見では判断できない傷みがあった
外見や、現地調査の段階で判断できない傷みがあった場合、追加作業が発生するケースがあります。たとえば、外壁を張り替える際に「白アリに食われている」「下地が腐っている」などの傷みが発覚した場合は修繕が必要になるため、別料金が発生するでしょう。
また、外壁塗装では「足場を組んでみて初めてわかる」傷みもあります。想定外の場所から雨漏りをしていたり、依頼主様ご自身も雨漏りに気づいていなかったりというケースは、少なくありません。外壁塗装では、雨漏りの防止はできても、現状起きている雨漏りに対して塗装で修繕することは不可能です。そのため、雨漏りに気づいた時点で、追加作業をするかどうかを依頼主様に検討していただくことになります。
ケース2.密着していない塗料が見つかった
モルタル外壁では、「前回の塗料が密着していなかった」ケースがたまに見られます。既存塗料を塗る際の下地処理が不十分だと、こうした不具合が発生してしまいます。塗膜が浮いた状態だと、塗装を施しても下地とは密着しません。そればかりか、気温差で塗膜が収縮を繰り返した結果、破断し、防水性を保てなくなるケースもあるのです。
塗料が密着していないと、このようにさまざまな問題を引き起こします。密着しているかどうかかは、現地調査の段階でわかる場合がほとんどですが、足場を組んで初めてわかるケースもあります。不具合が見つかった場合は、密着していない塗料を剥がしてから施工を行います。工程が増えるため、追加料金が発生してしまうでしょう。
ケース3.色や塗料の変更があった
ご依頼主様から、色や塗料の変更を頼まれた場合、追加料金が発生します。塗料にもよりますが、場合によっては下塗りからやり直す必要が生じるため、かなりの追加料金が発生するでしょう。「実際に色を塗ってみたらイメージと違った」という事態にならないよう、事前にカラーシミュレーションをしっかり行っておくことをおすすめします。
なお、工事中には「玄関周りも塗装してほしい」「柵や塀もきれいにしたい」など、ご依頼主様から追加工事をお願いされるケースがときどきあります。その場合も、追加料金が発生するのでご了承ください。
追加費用を請求する悪徳業者に注意！
追加費用が発生する場合には、それなりの理由や条件があります。工事を始めてから家の傷みに気づいた場合も、業者が勝手に工事をすることはありません。修繕が必要な場合、依頼主様に必ず確認を取り、追加費用が発生する旨もお伝えするのが一般的です。
しかし、中には契約後に追加工事を提案する塗装業者もいます。よくあるのが、外壁塗装にプラスして屋根塗装を提案してくるケースです。通常、屋根塗装も必要かどうかは現地調査の段階でわかります。「断りにくい」状況を作るために、あえて契約後に提案しているケースも考えられるため、そうした業者には注意したほうが良いでしょう。
追加費用について気になったら、塗装のミドリヤにご連絡ください
外壁塗装依頼後に追加費用が発生するとその後の資金計画にも影響するため、できるだけ避けたいという方がほとんどでしょう。多くの場合、見積もりから大きく金額が変わることはありません。ただし、今回ご紹介したように「足場を組んでから不具合に気づいた」「お客様の意思で追加工事が発生した」という場合、追加料金を請求されることもあります。
どのような状況だと追加料金が発生するのか、より詳しく知りたい方は、塗装のミドリヤにご相談ください。創業から40年、塗装のミドリヤは4,000件以上の施工を手掛けてきました。豊富な経験と実績を培い、丁寧な施工をモットーとしているため、不明点があれば何でもご相談ください。外壁塗装のご相談や見積提出については無料で対応します。外壁塗装を検討している方はお気軽にお問い合わせください。